ゲームの背景場面

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スローン・アンド・リバティがもたらす新時代のオンラインRPGのゲームプレイ

2024/06/18

その昔、「シラベスの神星」が粉々に砕け散り、その破片が世界中に降り注いだ。破片は選ばれた少数の人々に計り知れない力を与えたが、その力を手に入れようとする邪悪な力をも引き寄せた。今、光が影に立ち向かう中、ソリシウムの運命に危機が迫る...

『スローン・アンド・リバティ』は、2024/9/18にPC、Xbox Series X|S、およびPlayStation 5向けにリリースされる基本プレイ無料のオンラインRPGです。韓国に拠点を置くディベロッパーであるNCSOFTが手掛ける本作では、プレイヤーはソリシウムを救うための壮大な旅へと導かれます。広大なソリシウムの環境はまるで生き物のようにダイナミックに変化し、ゲームの物語においてもう一人のキャラクターのような役割を果たします。ソリシウムの地形や環境はプレイの過程で変化するため、冒険者たちにはそれぞれ異なる困難とチャンスが待ち受けており、一秒一秒の体験が予測不可能でエキサイティングなものになります。

ギルドを率い、世界を統べよ

どこまでも広がるソリシウムの世界を探索するのは、あなた一人ではありません。ギルドはもちろんのこと、大規模なプレイヤーvsプレイヤー(PvP)バトルや、予測不能のプレイヤーvsプレイヤーvs環境(PvPvE)ダンジョンなど、他のプレイヤーとの協力は本作の中核となる要素です。『スローン・アンド・リバティ』は戦いを生き延び、勝利を掴むための戦略的な決断が求められるゲームで、同盟関係をどのように築いていくかが非常に重要となります。本作のコンテンツの多くはソロでも楽しめますが、ギルドに参加することで『スローン・アンド・リバティ』の魅力を最大限引き出すことができます。

占領戦と攻城戦は『スローン・アンド・リバティ』のPvPの独自性を際立たせるユニークなコンテンツです。占領戦は、恩恵石と次元石という2つの目標をめぐって戦う大規模なPvPイベントです。いずれかの目標を占領したギルドは貴重なバフとギルド資源を獲得できるほか、次元石を占領したギルドは、毎日登場するフィールドボスに独占的に挑戦できる権利を得ます。攻城戦は、数千人規模のプレイヤーが城の支配権をめぐって激突する大規模なバトルです。混沌としたスリリングな戦闘が楽しめますが、単なる数の力だけでなく、緻密な戦略も求められます。プレイヤーは戦略的に部隊を配置し、ゴーレムなどのユニークな要素を効果的に活用しながら、リスポーン地点もしっかり確保しておかなければなりません。小規模なギルドでも略奪地を占領して税金を徴収することで攻城戦に参加できるため、ギルドの規模にかかわらず、すべてのプレイヤーにとって魅力的なイベントとなっています。

征服バトルと攻城戦は、 『スローン・アンド・リバティ』 のPvPの独自性を際立たせる2つのユニークなコンテンツです。征服バトルは、恩恵石と次元石という2つの目標をめぐって戦う大規模なPvPイベントです。いずれかの目標を支配下においたギルドは貴重なバフとギルド資源を獲得し、次元石を所有するギルドは、毎日登場するフィールドボスに独占的に挑戦できる権利も得ることができます。攻城戦は、数千人規模のプレイヤーが城の支配権をめぐって激突する大規模なバトルです。この混沌としたスリリングな体験には、単なる数の力だけでなく、緻密な戦略も求められます。プレイヤーは戦略的に部隊を配置し、ゴーレムなどのユニークな要素を効果的に活用し、戦略的な復活地点を押さえてリスポーンポイントを確保しなければなりません。小さいギルドでも略奪地を占領して税金を徴収することで参加できるため、ギルドの規模にかかわらずすべてのプレイヤーにとって攻城戦は魅力的なイベントとなっています。

仲間とともに新たな敵に立ち向かう

占領戦や攻城戦といった大規模なPvPイベントがある一方で、『スローン・アンド・リバティ』にはPvPとPvEをユニークな形で融合させた、PvPvEダンジョンも用意されています。本作の開発チームは、グループで協力してプレイするコンテンツ特有の問題である「作業疲れ」を解決するためにこの方向性を採用しました。「PvEは最初はやりがいもあって楽しいですが、一定のレベルに達すると単なる繰り返し作業になりがちです」とリ氏は言います。「最難関のレイドですら、初めてクリアしたときはスリリングに感じても、その後は欲しい報酬を手に入れるまでの繰り返し作業になるだけです。PvPはこうした状況に新たな"変数"としての役割を果たしてくれます」。PvPvEダンジョンは『スローン・アンド・リバティ』の大きな特徴の一つですが、どのダンジョンが一番かは、開発チームでも決めるのが難しいようです。どのダンジョンがお気に入りかと尋ねられたリ氏は「たくさんの子どもの中で、どの子が一番可愛いか聞かれているようなものですね」と冗談交じりに答えています。「ダンジョンごとにそれぞれ違う雰囲気があり、攻略方法も異なります。どのダンジョンが人気になるのか楽しみですね」

自分だけのプレイスタイル

ギルドメンバーとのダンジョン攻略も、数千人規模の攻城戦も、その中心となるのは一人ひとりの戦闘です。そして『スローン・アンド・リバティ』には、キャラクタービルドに多くの選択肢が用意されています。

よくあるオンラインRPGとは違い、本作では従来のクラスシステムを廃止し、新たなアプローチとしてデュアルウェポンシステムを採用しています。これについて、リ氏は次にように語っています。「従来のクラスシステムでは、新しいクラスをプレイするにはまた一からやり直す必要がありました。プレイヤーは複数のキャラクターを作ることになり、それらを育てようと頑張りますが、結局うまくいかずに最後は元のクラスに戻ってくる…なんてこともよくあります。『スローン・アンド・リバティ』ではこういった制約をなくし、プレイヤーが積極的に新しいことに挑戦できる環境を用意したかったのです」

本作では、武器を装備するだけでその武器が持つほとんどのスキルにアクセスでき、強化内容も「継承システム」を通じて他の装備に移すことができます。このシステムによって、プレイヤーは異なるビルドをこれまでよりも気軽に試すことができます。新しいビルドを試すために、これまで育てたキャラクターを放棄する必要もありません。デュアルウェポンシステムでは武器同士とスキル同士を独自に組み合わせることができるので、自分だけのオリジナルのクラスを作り上げるような体験が可能となります。

驚きと発見に満ちた世界

「ソリシウムをデザインする際、当初そのサイズは大陸よりも大きく、惑星規模のものでした」と、NCSOFTのナラティブデザインディレクターであるハン・グミン(Gumin Han)氏は言います。「ソリシウムが存在する惑星ノヴクリアには魔法の力の源が宿っています。ファンタジーの基本ですね」。しかしこの魔法の力は、これまで他のオンラインRPGにはなかった体験を『スローン・アンド・リバティ』のプレイヤーにもたらします。

NCSOFTのアートディレクターであるソン・ホソク氏はこう言い加えます。「『スローン・アンド・リバティ』では、この基本設定によって独自の自然現象が定義され、古代の生態系も描くことができました。その結果、典型的な中世風の港町であるラスランや、一見普通の砂漠のような所に不思議な構造物が共存するモノリスの荒れ野といった場所ができたのです。高低差のある砂漠の集落であるヴィエンタ村もその一例ですね」

ソリシウムを旅するさまざまな方法

高低差のあるエリアの探索は、ソリシウムという世界を旅することで得られる斬新な体験のほんの一部にすぎません。刻一刻と変化する自然環境は、時に豪雨を発生させて洪水を引き起こし、突然巨大な水域を渡らなければならなくなることもあります。『スローン・アンド・リバティ』では、プレイヤーは様々な生き物に変身(モーフ)することで、こうした絶えず変化する環境を乗り越えて移動できます。従来のように生き物に乗って移動する代わりに、プレイヤー自身が変身できるようにするアイデアについては、NCSOFTのチーム内でも大きな議論となりました。

「開発チーム内では、何か特別なものに乗るのか、自分自身が特別な何かに変身するのか、どちらがいいのかについて多くの議論がありました」とリ氏は語ります。「最終的には、"特別な自分になる"というテーマにフォーカスできるよう、さまざまな生き物に変身するという体験を『スローン・アンド・リバティ』のコアとなる要素として取り入れることに決めました」。さまざまな動物に変身することは本作の鍵となる要素であるため、プレイヤーが面白く感じることができるよう、開発チームは特に力を入れて取り組みました。プレイヤーは崖から飛び降りた後、落下中に鳥に変身して飛び立つことも、海面に触れた瞬間にウミガメに変身することもできますが、こうした判断には一瞬の思考と素早いトランジション(映像の切り替え処理)が求められます。

「多くのゲームの場合、マウントに乗る際には移動形態になるのを待つ必要があります。しかし『スローン・アンド・リバティ』では自分自身が生き物になるので、その変身を遅延や中断なくシームレスに行えるようにするために、かなりの労力を割きました」とリ氏は言います。「動物への変身だけでなく、本作には周囲のモンスターへの擬態や遊び心のある変身もあり、それらすべてが"魔法"という世界観によって緩やかにつながっています。魔獣やゴーレム、さらには魔法生命体のようなものにまで変身できますよ」

NCSOFTとAmazon Gamesによる相乗効果

NCSOFTとAmazon Gamesが連携して『スローン・アンド・リバティ』をグローバルに展開することは、両社にとって、そして何より本作にとって有益なものとなりました。新たなオーディエンス、特にグローバル向けにゲームをリリースすることは、ゲームの改善に役立つ貴重なフィードバックを新たに得られる機会でもあるからです。

「韓国のサーバーに繋いでプレイしてくれている海外のプレイヤーもいますが、彼らのフィードバックを包括的に収集したり、分析したりできる機会は多くありません」と、NCSOFTの『スローン・アンド・リバティ』キャンプキャプテンであるチェ・ムンヨン(Moonyoung Choi)氏は言います。「Amazon Gamesと協力することで、世界中のユーザーから幅広くフィードバックを受け取ることができるようになりました。これは私たちにとって非常に価値あることです。しかもAmazon Gamesはユーザーのニーズを単なる要求として提示するのではなく、さまざまなレポートやデータを用いて、その変更がなぜ必要であり、どれくらい多くのユーザーがそれを望んでいるのかを、納得できる形で説明してくれました」

Amazon Gamesのグローバリゼーションデザインマネージャーであるダニエル・ラフエンテ (Daniel Lafuente) 氏もこれに同意します。「私たちは当初から『スローン・アンド・リバティ』がグローバルなオーディエンスに刺さるゲームになるよう、NCSOFTと緊密に連携してきました。複数の公開テストフェーズを実施し、世界中のプレイヤーからダイレクトなフィードバックを収集するために共に力を尽くしてきたのです。こうして得られたフィードバックを基に、1年以上かけて一緒にゲームの方向性を固めていくことができました」。こうして両チームは世界中のプレイヤーからのフィードバックに耳を傾けながら、9月のグローバルリリースに向けて調整を続けてきました。「最終的には、『スローン・アンド・リバティ』の良い部分を保ちながらコアなプレイ体験をグローバル向けに適応できた、最高のコラボレーションとなったと思います」とラフエンテ氏は述べています。

リリースに向けての期待

大規模なマルチプレイヤーバトル、ダイナミックかつ変化に富んだ世界、探索中のトランスモーフといった要素は、『スローン・アンド・リバティ』がリリースされる9/18にプレイヤーが目にするものの一部に過ぎません。この夏、7/19~24に実施されるオープンベータテストに参加する熱心なプレイヤーの皆さんは、これらをいち早く体験することができます。ベータテストの詳細については『スローン・アンド・リバティ』の公式サイトをご覧ください。

Amazon GamesとNCSOFTのチームは、ソリシウムの世界に飛び込んだプレイヤーが本作のどこに魅力を感じてくれるのかを楽しみに待っています。とはいえ、両チームともこれだという予想はあるようです。

「多くの人が『スローン・アンド・リバティ』の強みの一つとして挙げるのは、大人数のプレイヤーがいる中でもスムーズなプレイ体験が得られるという点です」とリ氏は語ります。「シングルプレイのゲームとマルチプレイヤーオンラインRPGの大きな違いは、プレイヤー数の規模です。この点において、開発チームは自分たちの技術力を誇っていいと思います。また、技術的な側面だけでなく、本作のコンテンツデザインにはユニークで楽しい多くの要素が詰め込まれています。これまで公開してきたもの以外にも、さまざまな新しいコンテンツを計画中です」

「本作には、大規模なPvPバトルを可能にするパワフルな技術が採用されています。イベントによっては何千人ものプレイヤーが入り乱れて戦う事もありますが、問題なくスムーズなゲームプレイを維持することができます」とラフエンテ氏は言います。「スケール感と壮観さももちろん本作の魅力ですが、私が最も素晴らしいと思うのは、強力なコミュニティシステムです。『スローン・アンド・リバティ』には綿密に作り込まれたギルドシステムがあり、仲間と一緒に困難を乗り越え、絆を深めるという体験を得ることができます。最新の機能を完璧なバランスで取り込んだシステムによって、大規模でありながら一人ひとりがきちんと役割を果たせるものになってるのです」

7月のオープンベータテストについての詳細は、ゲームの公式サイトをご覧ください。『スローン・アンド・リバティ』はAmazon Gamesから基本プレイ無料で9月18日にリリース予定。冒険と不思議に満ちたソリシウムの世界へあなたをご案内します。